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【DIVERSITY WEEK 2023】~表現×ダイバーシティ~ 開催レポート
ダイバーシティウィーク2023「表現×ダイバーシティ」は、全プログラムを盛会のうちに終了しました。オンライン・対面あわせて、のべ136名の方にご参加いただきました。
各イベントとも、参加者からの質問や意見などが活発に出され、盛り上がりのあるイベントとなりました。各イベントの参加者の感想を、一部ご紹介します。
■6月5日(月)文化的多様性スライド&トーク『私たちが正しい場所に、花は咲かない』
講師:小山幸佑(写真家)
「交わることのないパレスチナとイスラエルの市民目線を冷静につないでいる小山さんの姿勢に感銘を受けました」
「現地の住民の手紙を読み、宗教間での対立や国家同士の争いはあれど、それぞれが同じ平和を望んでいることがよくわかりました」
■6月6日(火)セクシュアル・マイノリティ勉強会『誰もが心地よく利用できる小学校のトイレのデザインを考える』
話題提供者:神字里奈(システムデザイン研究科M1)
「最近とても気になるテーマだったので、大変勉強になりました。ディスカッションをお聞きして新たな視点を知ることができたのもよかったです」
「トイレ問題は、病院などのさまざまな場で常に問題になっていますので、色々と考えるきっかけをいただける時間でした」
■6月6日(火)バリアフリー講習会『手とアートで伝えるエトセトラ』
講師:門秀彦(絵描き)
「講師の門さんがコーダであるということに関わらず、家族の在り方や人それぞれの在り方、コミュニケーションの大切さなどを再確認できる大変よい機会になりました」
「門先生のお話は、これまで聞いたことがないような内容で興味深かったです」
■6月7日(水)映画『手でふれてみる世界』 上映会+シェアトーク
■6月8日(木)映画『手でふれてみる世界』 上映会+ワークショップ
講師:岡野晃子(映画監督)
「自分の当初の目的である博物館美術館のあり方や学芸員の姿勢について考えることが十分にできました。『見る』ことを心から楽しむ夫妻や子供たちなどの人々の様子は、こちらも見ていて非常に幸せでした」
「美術館の展示物は触れてはいけないということを当たり前のように受け入れていたけど、それは視覚障害者にとっては芸術鑑賞の機会を奪われることなのだと気づき、universalな美術館の取り組みが広まればいいなと感じた」
「作品を触るワークショップ、とても楽しかったです。触って想像する自由を感じました」
■6月9日(金)バリアフリーチェック報告『南大沢キャンパス理系エリア』
進行:学生支援スタッフ+益子徹(ダイバーシティ推進室特任研究員)
「学生の皆さんの丁寧な発表がとても良かったです。今後もこのような活動を継続していただき、よりよい大学になれば良いと思います」
「こうしてバリアフリー化がされていないところを知ることにより、見かけた障がいのある方がそもそも困っているのかを判断することができ、どのような助けをしたらいいかがわかるようになると思いました」
■6月9日(金)男女共同参画講演会『マンガは学びに満ちている!』
-マンガをジェンダーの視点で読んでみると-
講師:トミヤマユキコ(東北芸術工科大学准教授・マンガ研究者)
「マンガは娯楽という枠組みから外れて、社会を反映する鏡であるということがとてもよくわかりました」
「『マンガをジェンダーの視点で読んでみると』というサブタイトルのとおり、学術的な視点でマンガを読みほぐすとこんなにも社会や女性のあり様がみえるのかと思い、とても興味深く聞かせていただきました」
ご参加いただいたすべての皆様に感謝いたします。これからも、ダイバーシティ推進室の取組にご注目ください!
京王線相模原線「南大沢」駅改札口から徒歩約5分
※改札口を出て右手に緑に囲まれたキャンパスが見えます。
042-677-1111(代表)